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『「いただきます」を世界共通語へ。』

~家畜写真家の活動~ シリーズVo.1

家畜写真家という職業があるのはご存知でしょうか?文字通り、家畜を撮影するカメラマンです。

家畜写真家AKAPPLE(あかっぷる)として北海道札幌出身の瀧見明花里(たきみ あかり)さんという女性が活動しています。

「いただきます」を世界共通語へ。家畜写真家AKAPPLE(あかっぷる)瀧見明花里

*瀧見さんが家畜写真家になったきっかけ

 私たちは、動植物たちの「命」を頂くことで、生きることが出来ています。しかし、その「命」を頂いているという事実を、深く考えることは多くありません。そこで、彼女はこの事実を多くの方に、考えるきっかけを作りたいと思い、家畜写真家として動物たちの愛くるしい表情を撮ることで「命」を表現することを決めました。「『いただきます』を世界共通語へ。」をテーマに、SNSでの発信や写真展、トークライブを開催しながら、全国を周り家畜動物の撮影をしています。

取材・記事/國分 麻衣

家畜写真家AKAPPLE 瀧見明花里さん

「いただきます」を世界共通語へ。家畜写真家AKAPPLE(あかっぷる)瀧見明花里

牛(ジャージー牛)を撮影する明花里さん。

彼女が話しかけると不思議と牛がリラックスしているように感じます。

「いただきます」を世界共通語へ。家畜写真家AKAPPLE(あかっぷる)瀧見明花里

“いただきますを世界共通語に”。いつも当たり前に食べているご飯。

是非、感謝の気持ちを込めて“いただきます。”をクチにしてみてください。

家畜写真家AKAPPLE情報

彼女の活動がSNSからもご覧いただけます。

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AKAPPLEシリーズ2

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『「いただきます」を世界共通語へ。』

~家畜写真家の活動~ シリーズVo.2

家畜写真家AKAPPLE(あかっぷる)として活動されている瀧見明花里さん。彼女は「いただきます」を世界共通語にしようと活動されています。

「いただきます」を世界共通語へ。家畜写真家AKAPPLE(あかっぷる)瀧見明花里

*「食」へ感謝の気持ちを。

 「いただきます」。私たちは、食事を始める前にこの挨拶をします。しかし、その言葉の理由までを知ることはあまりありません。

“「いただきます」という言葉には、諸説ありますが、料理を作ってくれた方への感謝・食卓に並ぶまでの工程で携わった人(生産者や販売されている方も含む)への感謝・そして食材に対しての感謝の気持ちが込められています。”

 世界にも似たような言葉がありますが、食事を楽しみましょうという意味合いのものばかりです。彼女は、この「いただきます」という日本の文化とも言える言葉を、日本だけでなく世界へも発信し、いただく「命」への意識を変えていきたいと活動しています。

 そんな彼女は現在「いただきます」を伝える動画作成のため、全国を回り、生産者を撮影しています。

 AKAPPLEさんを紹介する第3弾は、その動画作成の様子をお届けします。

取材・記事/國分 麻衣

家畜写真家AKAPPLE 瀧見明花里さん

「いただきます」を世界共通語へ。家畜写真家AKAPPLE(あかっぷる)瀧見明花里

北海道「三元豚」。私たちが食するのに一番馴染みのあるお肉となる動物です。

体の大きさからは想像がつかないほど繊細な動物です。

「いただきます」を世界共通語へ。家畜写真家AKAPPLE(あかっぷる)瀧見明花里

北海道「ボリスブラウン」。

鶏の卵は、銘柄の違いで殻の色が変わります。

家畜写真家AKAPPLE情報

彼女の活動がSNSからもご覧いただけます。

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AKAPPLEシリーズ3

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『「いただきます」を世界共通語へ。』

~家畜写真家の活動~ シリーズVo.3

家畜写真家AKAPPLE(あかっぷる)として活動されている瀧見明花里さん。彼女は「いただきます」を世界共通語にしようと活動されています。

「いただきます」を世界共通語へ。家畜写真家AKAPPLE(あかっぷる)瀧見明花里

家畜写真家AKAPPLE 瀧見明花里さん

*2020年、世界へ向けて情報を

 発信するために!

 2020年に東京で写真展を開催し、そこで「いただきます」を発信するため【日本一周農家旅】と名付けて全国の農場(生産者)を訪問し、家畜を撮影しながら動画の撮影も行っています。

 この活動は、クラウドファンディングで呼びかけ、彼女の活動へ賛同し、協力したいという仲間を募り、2018年8月より撮影を開始しました。生産者から一般消費者まで様々な方が参加し、命という壮大なテーマを伝える動画が“しゃもじリレー”で繋がれていきます。

 私も、今回の活動の賛同者の一人です。今、私たちは当たり前に食事をしています。その当たり前は頂いている命がなければ成立しません。彼女の活動により、一人でも多くの方へ“食”への感謝する気持ちが繋がってほしいと思っています。

 AKAPPLEさんを紹介する第4弾。彼女が福島県にも足を運び、動画の撮影を行っていたんです。命を頂く体験もしています。その様子をお届けします。

取材・記事/國分 麻衣

「いただきます」を世界共通語へ。家畜写真家AKAPPLE(あかっぷる)瀧見明花里

多くの方に参加して頂き、撮影をしています。“しゃもじ”を使うのも「いただきます」という言葉に対する彼女の思いの一つです。

「いただきます」を世界共通語へ。家畜写真家AKAPPLE(あかっぷる)瀧見明花里

2018年9月6日、那須  森林ノ牧場さんでの実際の撮影風景。

和やかな雰囲気で進みます。

家畜写真家AKAPPLE情報

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AKAPPLEシリーズ4

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『「いただきます」を世界共通語へ。』

~家畜写真家の活動~ シリーズVo.4

家畜写真家AKAPPLE(あかっぷる)として活動されている瀧見明花里さん。彼女は「いただきます」を世界共通語にしようと活動しています。

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*動画制作のため福島県に!

 「いただきます」を世界共通語にしようと動画作成のため、全国を周り始めた彼女が、9月に撮影のため福島県に降り立ちました。そして鏡石町にある「岩瀬農業高校」、相馬にあるミルキーエッグで有名な「大野村農園」を訪問。次の日には、お隣栃木県那須町を周り「森林ノ牧場」、「今牧場」を撮影しました。

家畜写真家AKAPPLE 瀧見明花里さん

*高校生との出会いと「命」を頂く体験!

 鏡石町にある「岩瀬農業高校」を訪問。校内を見学し、動物たちの撮影。実際に高校生と意見交換をし、お互いに楽しく貴重な時間を過ごしました。

 相馬市にある「大野村農園」では、命を頂くために鶏の屠殺を実際に体験。美味しく食べている鶏肉は、誰かがこの行為をしてくれています。食べていることは奇跡の連続なんだなと、改めて“いただきます”の意味を考えたそうです。

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岩瀬農業高校の生徒さんたちとの対談。

若いパワーを感じ、元気になったといいます。

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鶏の屠殺を体験。

「命」を頂くことに改めて感謝したそうです。

*福島県のお隣、栃木県にも。

 福島県との県境にある「森林ノ牧場」では、放牧されているジャージー牛と一緒に牧草地を歩き、撮影。森林と牛、人との関係を考え、知るきっかけになりました。

 那須高原にある「今牧場」では、ヤギとホルスタインの撮影を行いました。こんなにも多くのヤギを見たことがないと、興奮気味に撮影され、ヤギの可愛らしい表情をおさめていました。

 今回の全国一周の旅は11月で終了しました。「命」の大切さ、「食」への感謝の気持ちを体験した彼女。多くの生産者と消費者をつなぐ動画は、2020年に公開される予定です。きっと心に響く素晴らしいものになるに違いありません。

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とても懐っこい森林ノ牧場さんのジャージー牛。

子牛とふれあうことができます。

*連載のさいごに

 今回、家畜写真家をご紹介する機会を頂きました。みなさんは、彼女の写真を見て何を感じましたでしょうか?普段の食事を当たり前ではなく、頂いている「命」に対し「感謝」の気持ちを忘れないでください。

 そして「いただきます」の意味を、改めて考える時間を作っては如何でしょうか。

取材・記事/國分 麻衣

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今牧場さんのヤギたち。

ヤギたちから搾られたミルクで、チーズが作られます。

今回、AKAPPLEさんが取材した生産者の方

◆大野村農園

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〒976-0007 福島県相馬市大坪字西畑23-1

電話:090-7574-3114

定休日:お問合せください

鶏にも、食べた人にも、贈った人にも優しい“相馬ミルキーエッグ”を生産。相馬唯一の伝統野菜である「相馬土垂:そうまどだれ(里芋)」の復活にも力を入れて「ふくしま食育実践サポーター」の代表として、食育や伝統の継承、地域循環、オーガニックな暮らしの提案なども行っています。

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